ゾノトーンは電源ケーブルづくりにも哲学を持っています。12年以上も昔、世界に先駆けて超高純度7N銅採用の電源ケーブルを開発、世間を瞠目させて以来、電源ケーブルに電力スペックとは別にオーディオ信号経路とまったく同様に広帯域、高解像度、帯域バランス、ハイスピード伝達特性が重要であることを主張し続けてきました。
この“電源最重視”のコンセプトのもとにまずは、高純度素材ありき。オーディオケーブルと同様、厳選された芯線素材を採用。長時間の試聴を経て理想的なハイブリッド導体を創出しています。そして、それを活かしきる構造です。
その成果がクォリティの高い5芯方式の採用や、電源ケーブルとしては初めての異種2芯合同、3P方式による5.5スケアの特太ホット、コールド導体の完成。加えて、それを活かす導体間5本、中心部1本のエラストマー振動吸収材の配置。更に本格的な軟銅線編組シールドによる万全なノイズ対策などで実現されました。
これによって、ダイナミックなエネルギー特性を確保するだけでなく、音楽再生に欠かすことのできないハイスピードレスポンスの獲得を始め、ワイドレンジで優れた分解能、繊細で表情豊かな中・高域、更に間接音成分による深い空間の拡がり感と奥行き感を見事に再現させることに成功しました。まさに傑出した電源ケーブルの登場です。