いかに優れた素材による導体であっても、設計や構造が優れていなければ、ハイエンドのケーブルは実現しません。「7NAC-Shupreme X」は長年の実績や経験だけでなく、オリジナリティに富んだアプローチで、従来にない設計と構造に果敢にチャレンジしています。
たとえば、多種の線材と線径を組み合わせ、絶縁して一つの芯線とするだけでなく、プラスマイナス各4芯からなる導体をポリエチレンの中空パイプをコアとして周囲に配置するエアー制振構造は、まさに画期的です。
さらに、ゾノトーン独自のDMHC(ディスクリート・マルチハイブリッド・ヘリカル╱パラレル・コンストラクション)も秀逸な構造。もちろん、細部にも独自の発想。電気回路に使われる製品をケーブルに装着させたノイズ対策は、その一例です。「7NAC-Shupreme X」には、英知と技術の結晶が息づいています。
瑞々しい空気感、際立つ強力な低域制動力、高いS/Nかつ高分解能。こうした先代のShupreme 1シリーズの魅力に加えて、「7NAC-Shupreme X」は高域が柔らかな聴き心地のよさを身に備えています。この新たな魅力が加味されたことで、ピュアで繊細な精彩感、豊麗な描写力、重厚で濃密な堂々たる臨場感、抜群の静寂感とともに、音楽という芸術の感動が余すことなく再現されます。
ゾノトーンがケーブル作りで大切にしているのは、物理特性を超えた音楽性です。「7NAC-Shupreme X」によって眼前に広がるのは“圧倒的な感動体感サウンド”。再生するたびに、体験したことのない感動との出会いが待っています。